第31回 2024年5月17日

 

参加者:1名

 

テーマ:どう防ぐ?子どものネット依存

 

みなさんのお子さんは、you tube やゲーム、スマホの使用ルールをどうしていますか?

それらをきっかけに親子で揉めることはありませんか?

 

私はと言いますと、はい、揉めるし、悩んでいます。


わが子には、なるべく小さい頃からテレビ視聴時間を制限してきました。ゲームも与えないようにしてきました。

ところが、ギガスクール構想の流れがどうしても子どもとICT機器の距離を縮めてしまいました。(ギガスクール構想ただ一つが原因ではないですが、私はこれが最大の原因だと思っています。)

長男は小5からマインクラフトにハマったので、家のパソコンで1日1時間の制限をつけて許可しました。中2の始めにスマホを与えました(使用時間は1時間に制限、ゲームは不可。)パソコンで対戦ゲームをやった後は脳が恐ろしく過激な状態で、やめるように声をかけると「うっせー(怒)」とか、はぁ~~~と深いため息とか、、、。普段と人格が変わってしまい、怖いです。
次男(小6)は、かつて私が「ゲームの害」について説明したことを素直に受け取っていて、過激なゲーム脳になっているときの兄の姿からも学んでいて、ゲームにはほとんど手を付けません。主にテレビのスポーツ観戦や歌番組を楽しむタイプで、途中でやめる時も比較的穏やかにやめられているように思います。

長女(小4)は小学校にあがるときからパソコン1台配布された世代で、一番早くにゲームに触れました。まだ過激なものはやっておらず、テトリスとかマリオみたいなレベルのものです。平日はほとんど触りません。それでも、休みの日になるとゲームやショート動画などを見始めたら、制限時間を過ぎても止められません。やめさせようとすると、、、長男と同様、暴言がでます。過激脳になっております。

 

子の性格にもよるとは思いますが、ショート動画や対戦ゲームは、わずか1時間でもすっかり過激脳に変えてしまう、というのが私の実感です。1時間に制限していたら大丈夫だろうとは、とても思えないのです。

 

今、小児科医の集う学会や研修会へ行くと、心の領域では、不登校や発達障害と並んで、ネット依存の問題が大きく取り上げられています。

 

学会の講演や様々な書籍を通じて得たデータをもとに、私なりにまとめたり考えてたりしたことをお伝えした上で、各ご家庭で現状をより良くするために親がどう行動していくかを一緒に考える、そんな会を目指して準備しました。

また、ゲームは悪である、という偏った私の価値観を緩和すべく(歩み寄りが大事なので!)、ゲームのメリットについても学んだので、それもご紹介しています(何事もバランスが大事なので!)。

 

参加はわずか1名ではありましたが、とっても真剣に聴き、真剣に考え、今日から取り組む第一歩を具体的にご自身で見つけて下さいました。

 

子ども達の健全な育成のために、私はくじけずにこのテーマの開催を今後も続けていきたいと思います。

 

ご興味を持たれた方は、ぜひ次の機会にご参加くださいね!お待ちしています♬

 

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第30回 2024年4月23日

 

参加者:1名

 

テーマ:新環境の不安への乗り越え方

 

春は新環境の季節。ワクワク楽しい反面、不安や緊張も強いられます。

園や学校に「行きたくない」、朝の準備や宿題を「やりたくない」、お腹や頭が「痛い」、感情の浮き沈み、など様々な様子が見られることもよくあります。

子どもの不安な様子に親も内心は不安になりがちですが、できることならドシっと構えていたいものですよね。

 

春の新環境をどううまく乗り切っていくか、そのヒントとなるポイントをお伝えしました。

お子さんの様子を聞かせてもらいながら、一緒に日々の生活を客観的に振り返ったり、接し方で迷っている点を考えたりしました。

 

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第29回 2024年3月22日

 

参加者:3名

 

テーマ:NVC(非暴力コミュニケーション)

事前に解説動画をみてからご参加いただきました。

 

≪流れ≫

 ①  自己紹介(好きな事、最近あった良かった事)

②  事前動画の感想や質問

③  普段の悩んでいるシーンを挙げ、NVCの視点で振り返る。自分や相手のニーズに気づく。

 

≪いただいた動画の感想≫

*「思考と感情を分ける」というのがとても新鮮でした。

*これまでは児童館などでの初対面の人との会話が難しいと感じていたのは、人の感情に責任を感じていたせいなのだと気づきました。

*4つのNGワード(道徳、比較、責任回避、強要)を普段何気なく使っていることに気付かされました。

*「感情の奴隷」という言葉が印象深かったです。

 

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