2024年2月2日

 

「私ってダメな親」から抜け出す方法

 

なんであんな言い方しちゃったんだろう、、、そんな後悔や反省は子育てにつきものです。

小さな反省は問題ないのですが、日々自分を責める気持ちが蓄積すると心を蝕みます。自己責め⇔自己否定の負のループをぐるぐる回ってしまいます。
そこから抜け出す4つの方法をご紹介しました。

①うまくいっていることに注目する

②うまくいった理由を考える

③自分を思いやる

④自分の本当の想いに注目する


一つずつ具体的な実践方法を紹介しながらワークに取り組みました。

 

 

《参加者さんからの感想》

 

*今回も前向きになれる講座をありがとうございました。ラモナ先生の講座を受けると、幸せな気持ちになります。

前回の講座で伺った100点を取った子どもへの声かけはいまも続けていて、本当にお話を伺えて良かったです。

とても有意義な時間なのて、ぜひ色々な方に聞いてほしいなと思います。

次の講座の機会がありましたら、楽しみにしております。

 

*失敗した理由は、「あの時こうすれば良かった」とスグに反省出来るのに、成功した理由探しは、何となく気恥ずかしいというか、自分褒めが苦手だ(慣れてない)から簡単ではなかったです。

自分を責める事はスグに出来る、そういう思考だった事に気づきました。

これからは成功した理由を考えるよう意識したいです。

 

みんなと話せてとっても楽しかったし、娘も楽しく遊べて良かったです。

 

*一日の終わりに良いことを見つけ理由を考えること、家族の食事時間に良いことを伝え合うことを実践したいです。

 

 

 

2023年9月29日

 

「やってみようの気持ちの伸ばす声かけ」ワークショップ@練馬区大泉障害者支援ホーム

心理学の学び仲間であり大好きな友人であるWさんと一緒に行うことができました。

 

ポジティブ心理学で学んでいる手法を取り入れ、自己紹介では「私の好きなこと・ハマっていること」「最近あった良かったこと」をグループで話してもらうと一気に打ち解けた様子で、その後のワークでもワイワイお話が盛り上がっていました。

挑戦できる人とできない人の違い、キャロルドゥエックの研究紹介、子どもの絵を見ながらプロセスフォーカスで伝える練習問題などを取り組みました。

 

参加者さんからは以下の感想をいただきました✨

 

*プロセスを褒めていきたいので、今出来る自分の褒め方を実行しつつ、新たな褒め方を増やして、実行出来るように練習していきたいです。

 

*自分のことをほめる。自分褒め名人になりたい!毎日した家事のプロセスを褒める。

そうすると私のコップが溢れて子どもに注げるようになると思う。褒めるワードも増える。

 

*お話しさせてもらった人全てがいい人(閉じてない、朗らか、)だった。また会いたいなと思う人がいっぱいいて嬉しかったし、そんなことって普通ないと思います。

 

*子供の歳が全然違うお母さんとお話が出来て、懐かしい気持ちになりました。またお子さんが小さいお母さんの悩みを聞いて、いつか何か手助け出来たらいいなぁと思いました。

 

・帰宅後、早速子どもが「今日テストをして間違えてしまった」と話してきました。今日の講座以前も具体的に誉めるように心がけてはいましたが、今日の講座を聞いて何が大切かを自信を持って子どもに伝えられるようになった気がします。

*途中、子どもがトイレに行ったりグズったりでお話が聞けない部分があったので残念でした。保育(有料で可)があれば嬉しいなと思いました。

 

*イントロダクションから最後まで、ただ聴くだけではなくワークがあったり、とても緻密に構成されていて楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。また機会があれば参加したいです。

 

*以前、育児相談を受ける仕事をしていましたが、今日の講座はたくさんのママパパさんに知ってほしいと思える内容でした。今回の講座の中に、育児を楽に、そして楽しくするスキルがたくさん含まれていると感じました。

 子どもと接するなかで、声かけのポイントや具体的な方法が分かったことで、日々の育児の道しるべを教えていただいたような気がします。この講座で、育児を前向きに楽しめるママパパさんが1人でも増えたらいいなと思いました。

 

*とっても穏やかな時間が流れていて、居心地が良かったです。

ラモちゃんの「子育ては、努力ではどうしようもなかった」と言う言葉が、胸に刺さりました。

頭が良くても、器用で何でも出来ても、子育てに対してはどんなお母さんでも共通する悩みだと改めて感じました。

私はどこかで、何でも器用に出来る人は、子育ての悩みもあまりないと思っていた事に気づかされました。

 

*会場の皆さんとお話し出来て、とっても楽しくて〜また参加しようと思ってます。素敵な講座、素敵な時間をありがとうございました♡

 

 

 

2023年2月10日

渋谷区の城西幼稚園で、「やってみようの気持ちを伸ばす声かけ」をテーマに講演をしました。私にとっては初めての講師業でした。きっかけは、オンラインおしゃべり会にご参加くださったYさんが、幼稚園の子育て講座の講師にぴったり、と直感で私を選んでくださったのがご縁です。なんとありがたいことでしょう。そして、この日は大雪でしたが、そんな中でも大勢の方がお集まり下さり、大変温かい雰囲気に迎え入れていただきました。講演後は園長先生、副園長先生ともお話をさせてもらうお時間がありました。70年以上の伝統があり愛に満ちた素晴らしい幼稚園でした。このような場で講演会をさせていただけたことに深く深く感謝の気持ちです。

 講演ではいくつかのワークを取り入れながら、こちこちマインドセットとしなやかマインドセットのお話、キャロル・S・ドゥエックの研究紹介、失敗したときの声かけ、注意されなくても自分から進んでできる子になるための声かけをお伝えしました。こちこちマインドセットというのは、能力はすでに決まっているという考えがベースにあり、結果にこだわるために挑戦を怖がる傾向があります。しなやかマインドセットは、能力は努力で伸びるという考えがベースにあり、挑戦を怖れない傾向があります。
 全ての鍵はプロセスフォーカスにあります。ついつい親は結果をみて良し悪しを判断し、それを子どもに伝えがちですが、やった結果ではなく、やっている過程に注目した声かけができると、子どもはやってみよう!やればできる!という気持ちを伸ばしていくことができます。本来子どもはやる気に満ちあふれた存在です。それを大人の評価で挫いてしまうのではなく、そのままに伸びていくように見守りたいなと思います。

 そして、実は声かけ以上にもっと大切なのは、私たち親自身の生き方です。親自身が自分の行いに対してプロセスフォーカスでき、しなやかマインドセットで生きることがとっても大切です。今、親自身がうまくいかない課題に対して、しなやかマインドセットを取り入れていくことで、親も子どもも幸せに生きられます。
 私もこの数年で、頑固なこちこちからしなやかに変わってきました。このような講演会を開いてみようと思え実行できたのも、しなやかマインドセットのお陰です。

 人は誰でもいつからでも変われます。この学びをこれからも多くの人にお届けしたいと思います。

 

≪いただいた感想≫

*今日のお話は、なにも難しいことはなく、むしろすでに知っている、頭では分かっている内容なのに、うまく実践できていないなぁと思いました。できない根本的な理由が、今日の二つのマインドの話で分かったと思います。

 

*自分自身が「こちこち」であるのを改めて認識させられた気がしました。今は幼稚園から子どもの様子を教えていただく機会も多く、母子の距離感も近いので、親の心がけ次第でプロセスにフォーカスするのもあまり難しくないものの、就学や年齢が上がるにつれて、子離れ親離れが少しずつ始まるとプロセスにフォーカスするのが難しくなりそうだなと感じました。また、学校のテストなど結果や成果を点数で評価されるようになると、親がより意識的にプロセスにフォーカスしないと「こちこち」のほうへ向かってしまいそうだと思いました。親は子どものプロセスを見たり聞いたりしたことからフォーカスするだけでなく、子どものプロセスへの想像力を豊かにしながら、親子で「しなやか」になれるように今からできることから始めたいです。

 

*ワークは恥ずかしいなぁと思いつつ、とてもたくさんの学びがありました。1人で考えているだけでは堂々巡りな感じがありますが、他の人と思いを共有して初めて「自分はこう考えていたんだなぁ」と実感でき、思考→共有→定着していけるんだなぁと学びました。

*心に余裕がなく毎日叱ってばかり、話は1聞いて9流すのが当たり前になっていました。今日のお話を聞いて、しなやかマインドの子育てを意識したいなと思いました。

*9割できていなくても、できた1割を認める!できなくて、ああもう、と思うんでなくて、まだできないんだよな、と思う。(自分自身にも!)


感想をお寄せくださった方々、どうもありがとうございました。