先日は休日診療所のバイトでしたが、付き添いの保護者がなんと、パパさん100%だったのです。
予防接種もご夫婦で来られるパターンは珍しくなりました。
ですがこの前は、第一子の2ヵ月のワクチンデビューのときにパパだけで受診されたケースがあり、さすがに驚きました。
ご事情を聞いてみたら、
「妻は家にいるので来れるのですが、勉強になるからアナタが行ってきなさい。」と妻に言われたもんで、とご返答。
でも実は、ママさんはワクチンが怖いというのが一番の理由だったみたいでした、可愛い理由(笑)。
不得意なものは相手にちゃんと頼む、パートナーを信頼する、動けるほうが動く、こういうご夫婦いいですよね。
こういうケースに驚いた私こそが本当に古い価値観を引きずった人間なのだと思い知らされました。
「これはママが行くのが普通」みたいな固定観念がまだまだ私にはいっぱいあるのだなと。
また、最近のパパは母性本能が溢れている人も多いです。
例えばワクチンをうった瞬間に、高いトーンで「怖いね~頑張っているね~~」と
お母さんみたいな声の出し方で自然にあやせる人が増えています。
病気の受診時も、詳細に症状を把握して質問も的確なので、しっかり子育てされているんだなと感じるパパさんが増えています。
一方で、まだまだ価値観が昭和からアップデートされていないタイプの方もあります。
そういうときのママさんの苦しみといったら昔よりもきついのではないかと想像します。
隣のパパはこんな協力しているのに、うちは・・・みたいな比較も生まれますので。
パパたちの活躍がどんどん広がることを期待します。
育児を通してパパたちはこんな幸せを感じているよ!って話を拡散して欲しいと思います。
ママたちは子育てを自分で囲い込まずに、パパを信頼して任せていきましょう。
そうすると感謝が深まり、お互いの関係性がよくなっていきます。
できることは家庭状況によっても個人によっても違いますが、お互いにとって気持ちよく居られる点を見つけていけるといいですね。