2025年1月29日
「VIA性格の強み」ワークショップ
「性格の強み」は私の生き方、在り方に大きな影響を与えてくれた学びです。
友人からのリクエスト開催で、ご自宅にお友達6名を集めてくださいました。
自己紹介⇒強みの解説⇒ご自身の強みを今どう使っているか、過去にどう使ってきたかを書き出し、ディスカッションしました。
同じ強みでも人によって役立て方はそれぞれ。
過去の逆境を乗り越えるときに使ってきた強みも様々。
人それぞれ違うことがより明確になり、「自分の存在や強みがオンリーワンでとっても大事なんだ」と実感してもらえる時間になっていれば嬉しいです。
友人はご自宅でお料理教室をされていて、いつも美味しそうな写真がインスタにあがっていますが、私は今回初めて彼女のスイーツをいただきました。ガトーショコラとスノーボール。美味しすぎて「ここの家の子に産まれたかったね~」とみんな口を揃えて言っていました。
ワークショップのあと2時間近くティータイムでおしゃべりを楽しみました♬
《いただいた感想》
●一番の気づきは?
*自分にとって当たり前の事だと思っていた事が実は生きやすくなる為の強みで、もっと自信を持って自分の強みを認めて良いのだと言う事。
*スピリチュアルが強みの一つになるということ。自分の内面だけのことだと思っていたので、それが強み⁈という感じでした。
*当たり前のことだと思っていたことが、当たり前じゃないと言ってくださって、改めて自分の強みになりました。
*自分の強みだともっと自覚していいんだということ。それを使っていくことが大事。
*強みは自分の意思で変えられるということ。人それぞれ違う強みがあって、同じではないということ。
●今日から実践すること
*出来なかった事よりも出来た事に意識を向けてなぜそれが出来たのか少しずつ自分の強みを認めて行けるようになりたいと思います。
*家族のことを1人ずつどこが強みかな…と考えながら関わっていきたい。その強みを言葉に出して伝えてあげたいと思います。
*夫にも強み診断してもらってディスカッションをする!
強みの育て方の本を読むなど理解を深める。
*見えるところに強みtop5を貼っておく。
*子供の強みを見てあげる(ネガばかり目が行きがちですが、それも受け入れる)
●その他の感想
*あの様な少人数グループで心理学の学びの場に参加するのは初めてだったのですが、話しやすく気持ちも吐き出すことができとても有意義な時間でした!
*普段面と向かって今回のようなことを話す機会はないので貴重な経験でした。
今回得た学びや気づきを今後に活かして、自分の幸福度を上げることはもちろん、子どもの強みをみれるようになりたいです。
*今の自分のままでいいんだと思えるような、皆さんに受け止めていただけたような安心感を感じることができました。
*1番の強みである寛容さが我慢になって辛いと話した時に、
他人に対する寛容さと自分に対する寛容さのバランスが崩れているのかもと話してくださってハッとしました。
*参加された皆さんのお話が、あったかくてとっても心に残ってます。いつもの立ち話より、ちょっと踏み込んだ性格や悩みを話せる場が増えて行くと、人を知り、優しくできるようになるんだなと思いました。
★★強み入門編のワークショップは、4人以上が集まれば開催します。
2024年12月4日
小学4年生に30分の授業を行いました。
テーマ:「幸せ」を学ぼう
ある日、子どもを通じて配布されたプリントに、『ゲストティーチャー』の募集がありました。
総合学習の一環で「大人が子どもに人生観を語る」授業を開催するので、協力できる親は参加してください、というものでした。
私はこれはチャンスだ!と思って手を挙げましたが、
これまで約2年のPTAを通じて、保護者の学校への関わりが薄れているのを実感していたので、果たして何人の親の手が挙がるだろうか、私1人だったら辛いな、と勝手に不安に思っていました。
ところがビックリ、わずか60人弱の学年なのですが、私を含めて8人の保護者から手が挙がり、5コマ分もこの授業が開催されたのでした。私はその1コマを担当しました。
最初は自己紹介で、私の小学生時代の話も含めてお伝えしました。得意だったこと、苦手だったこと、跳び箱やプールの授業前には腹痛がおきてズル休みした経験なども話しました(笑)。
次は、みんなで「最近の良かったこと」をグループシェアしてもらいました。大きなことでも小さいことでも何でもOK、聴く人は一緒に喜ぼう、どの話がスゴイとかイイとか人と比べない、をルールにしました。
みんな笑顔で、途中で「スゲー!」や拍手が聞こえて、よい雰囲気に包まれました。
以下を順にお伝えしました。
①一日の終わりに良いことを思いだすととても幸せになる
②人の幸せはつながりから生まれる。
③苦手を克服する努力も大事だけど、それ以上に、得意を伸ばすことで得られるメリットについて。
④苦手なことにも意味がある、人は凸凹だからつながれる。
⑤性格の強みについて(ここをしっかり話すにはとても時間が足りないので、子ども向けの書籍紹介と、ドラえもん、のび太、ジャイアンを使って強みの概要をお伝え)。
みんなしっかりこっちを向いて最後まで話を聴いてくれました。
最後の質問タイムでは次々と手が挙がりました。
*どうして幸せをテーマにしたのですか?
⇒私は大人になってから、努力しても努力しても幸せを感じられない時がありました。そこで、幸せについて勉強したら、とっても幸せになれたので、みんなにも伝えてみんなが幸せになって欲しいと考えたからです。
*私は一日の終わりに出来なかったことやダメだったことを反省して、明日はこうしよう、と思うのですが、それは良くないことですか?
⇒反省も大切です。でも反省を一つしたら、良いことを三つは思い出して、良い気持ちで上書きしてから寝るといいですよ。
*どうして小児科の先生になろうと思ったのですか?
⇒小さいころは、不安な気持ちからすぐに嘔吐してしまう子だったので、小児科の先生に何回も助けてもらった経験があるからです(他にも色んな理由がありますが)。
*幸せだとどんな気持ちがしますか?
⇒(むむ、難しい質問。禅問答みたいだわ。)幸せなときは人に話したくなります。人に聞いてもらうと、もっと幸せな気持ちが大きくなるからです。(あとから考えたら、幸せな時は、人に親切をしたくなります、が模範回答だったな、と思いました💦)
*子どもの頃に、名前のことでからかわれたり、いじめられたりしたことはありますか?僕の名前は○○で、僕にはそういう経験があります。
⇒(子どもらしい、ストレートな質問にちょっと感動)
あります。私の名前は外国の名前です。子どものころは「ガイジーン!」「アメリカ人!」(外国と言えばアメリカしか知らない子が多数の時代でした)など、からかいの言葉をたくさんかけられました。でも私のお父さんはこうアドバイスをしてくれました。「お前に興味があるから言ってくるんだよ。」私はとても素直にそのアドバイスを受け取ったので、からかわれても全然平気でした。言っている子はイジメるつもりで言っているんじゃない、と思えばいいんです。
最後に、感想とお礼の言葉を代表の子からもらいました。
(自分の娘と(!)、もう一人の女の子からでした)
授業が終わったあともしばらくは、何人もの子どもたちが私を取り囲み、ワイワイしてくれました。
その日は午後の授業でも、私が用意した「強み」のプリントを先生が配布してくださって、それに関する内容のお話をしてくれたそうです。次回は先生向けに「強み」講座ができるといいなと思います。
以前からずっと、子ども達に幸せ教育をしたいな~と夢見ていましたが、まさかこんな形で実現するとは思いませんでした。私自身がすごく満たされました。
他の保護者さんも、おそらく自分が大事にしている価値観をお話されたはずです。話す大人にとっても聴く子どもにとっても、すごく良い時間だったに違いありません。多くの学校にこの取り組みが広がることを願います。
2024年11月29日
『良い親』を目指さなくていい!
~自分らしく子育てするには~
茨城県で開かれた幼稚園PTAの子育て講演会に呼んでいただきました♪
私が日々子育て中の方々にお伝えしたいものをギュギュっと詰め込んで、ワクワクしながら準備を重ねました。
当日も私自身が幸せな気持ちに満たされながらお話ができました。聴講してくださった方からも笑顔が溢れていました。
《いただいた感想》
●一番の気づきは?
*ネガティブアプローチをポジティブアプローチへと変えていきたいと気づけたこと。
脳の発達は部分によっては25歳くらいまで成長し続けるということ。
自分さえ愛せない人は他人も、愛せないということば。
*幼児期の感覚に訴える遊びの重要性
*子どもは過敏性が強く、学校でもうまくいかないこと、親子関係もうまく行かないことがあります。
こどものそういった世界を理解するのが難しいでずが、今日気づけたことがあります。
ネガティブアプローチばかりしていたなぁと思います。彼のいいところにも注目していきたいと思いました。
*自分の不完全さを認めて自分を労る事
●今日から実践したいことは?
*ネガティブアプローチをできるだけポジティブアプローチにしたい。
*セルフコンパッション
*自分を幸せに出来る1番な味方は私である。子供にも自分にも寛容であれと思いました。
*自分にも家族にもポジティブアプローチ
●その他
*今回のテーマの講演を聞く機会がなかったので、とても参考になり良かったです。また、つながりについての研究結果が興味深かったです。
*子育てだけでなく、あらゆる人に活かせる内容だと思いました。とくに社会人になってすぐの人に聞いて欲しいです。
*講話だけでなく、グループワークを混じえながらの講演会はとても有意義な時間でした。先生のお話を聞いて、自分が少し成長できた気がしました。
2024年11月23日
「子育てと夫婦の調和」ワークショップ
子育て中はパートナーよりも子どもに意識が向きがち。
毎日が大忙しで自分たちをねぎらう時間がなかなか持てない。
子育てに対する価値観の違いも見え隠れ。
一番分かり合いたいはずの相手なのに、分かり合えない。
そうして夫婦関係が危機に陥ることも珍しくありません。
このワークショップは、そんな子育て期の夫婦がより良好な関係を築けるようになることを目的として開催しました。
参加者12名、うち夫婦での参加が2組、ご参加くださいました。
人間関係のこじれは相手を「コントロール」する、相手から「コントロール」されることにあります。普段何気なくコントロールしていないだろうかの確認をするワークにまず取り組みました。その後、パートナーとの理想の過ごし方は?パートナーの好きなところは?愛の言語は?といった問いについて解説を交えてワークに取り組み、グループディスカッションを中心に進めました。
《参加者さんの感想》
*夫婦で楽しく参加できました。普段考える事のない事を考えるいい機会でした。自分の気持ちや日常の行動を振り返って、可視化する事で、思っても見なかったパートナーへの気持ちに気付く事ができました。子どもがいると優先順位は後回しになりがちですが、お互いを想い合える夫婦関係でいたいと思いました。
*子どもが産まれてからは特に、夫に家庭での役割やサービスを求めて、個人の性格の部分を認める視点が不足していたことに気づきました。
*相手に求めていること、求められていることなど、書き出して、グループトークすることによって、あらためて、夫婦に関わる人間関係が多いほど、よい関係が築けること、また今から未来が変えられる事。
*お互いの愛の言語を知るということ。
夫婦で参加していたのでお互いの愛の言語を振り返り答え合わせすると子供中心の生活で全くパートナーのことを考えた行動が出来ていなかったこと気づきました!
*相手がしてほしいと思っていることは何かを考えながら、愛を伝える6つの方法を、「サービス」だけに偏らず実践していきたいです。
*愛の言葉のバリエーションを広げたい。
*2人の時間意図的につくりたい。
*子どもたちと遊んでくださる方がいて有り難かったです!
子供連れママさん席だったので、子どもたちの世話しながらも気兼ねなく参加できました。
2024年7月27日
「強みをつかって子育てが18倍楽しくなる」
VIA性格の強みワークショップ
子育てを楽しむには、まず親自身の強みを知って使うことをお勧めします。
VIA性格の強みの説明をしたのち、人生で強みをどう使ってきたかの振り返りを一緒にしました。
《参加者さんの感想》
*強みを活かせれば、幸福度が何倍も大きくなること。24種の強みは、どの人にも備わっているものであるということ。シャンパンタワーの例は分かりやすく、「自分が幸せでなければ人を幸せにできない」ことの理由が深く理解できるきっかけとなりました。
*自分自身、出産時に様々なことがあり、周りと比べたり自分のいたらなさを悶々と考えることがありました。「こんな母親でごめんね」と思ってしまうことは子どもに失礼だし、幸せを生まない考え方だと思い、自分を変えたい想いで参加させていただきました。実際に参加してみて、すぐにでも周りに勧めたい!と思えるほどに学びが多く、思い切って参加してみて良かったと心から感じています。息子に私の幸せを分け与えられるよう、自分の幸せに責任を持つことを意識して生活していきます。本当にありがとうございました。
*とても温かく素敵な時間を過ごさせていただきました。
自分の強みを知れたことも良かったですが、一緒にワークをするメンバー同士で「それステキですね」と言い合って、それぞれの素晴らしさを感じられて、とてもいい講座でした。
素敵な講座をありがとうございました。
小学校の授業でこんな講座があったらいいのにな、、と思いました。
*自分のことを、冷静に振り返り見つめ直すワークは、なんだか心地よかったです。
日常では他人の素晴らしい事は沢山気が付けるのに、自分に対してはいかにダメなのかばかり気にしてしまうからです。自分の行動が周囲に迷惑を掛けてしまった、自分が原因で不快にしてしまった等々ばかりを悶々と考えてしまうことが多いです。
自分の強みで良い事を考える!とても素敵な試みでした!!!
*子供に対してどんな強み使っているのだろうと見ることで、短所も強みに変換できるので接し方が変わりました。
2024年2月2日
「私ってダメな親」から抜け出す方法
なんであんな言い方しちゃったんだろう、、、そんな後悔や反省は子育てにつきものです。
小さな反省は問題ないのですが、日々自分を責める気持ちが蓄積すると心を蝕みます。自己責め⇔自己否定の負のループをぐるぐる回ってしまいます。
そこから抜け出す4つの方法をご紹介しました。
①うまくいっていることに注目する
②うまくいった理由を考える
③自分を思いやる
④自分の本当の想いに注目する
一つずつ具体的な実践方法を紹介しながらワークに取り組みました。
《参加者さんからの感想》
*今回も前向きになれる講座をありがとうございました。ラモナ先生の講座を受けると、幸せな気持ちになります。
前回の講座で伺った100点を取った子どもへの声かけはいまも続けていて、本当にお話を伺えて良かったです。
とても有意義な時間なのて、ぜひ色々な方に聞いてほしいなと思います。
次の講座の機会がありましたら、楽しみにしております。
*失敗した理由は、「あの時こうすれば良かった」とスグに反省出来るのに、成功した理由探しは、何となく気恥ずかしいというか、自分褒めが苦手だ(慣れてない)から簡単ではなかったです。
自分を責める事はスグに出来る、そういう思考だった事に気づきました。
これからは成功した理由を考えるよう意識したいです。
みんなと話せてとっても楽しかったし、娘も楽しく遊べて良かったです。
*一日の終わりに良いことを見つけ理由を考えること、家族の食事時間に良いことを伝え合うことを実践したいです。
2023年9月29日
「やってみようの気持ちの伸ばす声かけ」ワークショップ@練馬区大泉障害者支援ホーム
心理学の学び仲間であり大好きな友人であるWさんと一緒に行うことができました。
ポジティブ心理学で学んでいる手法を取り入れ、自己紹介では「私の好きなこと・ハマっていること」「最近あった良かったこと」をグループで話してもらうと一気に打ち解けた様子で、その後のワークでもワイワイお話が盛り上がっていました。
挑戦できる人とできない人の違い、キャロルドゥエックの研究紹介、子どもの絵を見ながらプロセスフォーカスで伝える練習問題などを取り組みました。
参加者さんからは以下の感想をいただきました✨
*プロセスを褒めていきたいので、今出来る自分の褒め方を実行しつつ、新たな褒め方を増やして、実行出来るように練習していきたいです。
*自分のことをほめる。自分褒め名人になりたい!毎日した家事のプロセスを褒める。
そうすると私のコップが溢れて子どもに注げるようになると思う。褒めるワードも増える。
*お話しさせてもらった人全てがいい人(閉じてない、朗らか、)だった。また会いたいなと思う人がいっぱいいて嬉しかったし、そんなことって普通ないと思います。
*子供の歳が全然違うお母さんとお話が出来て、懐かしい気持ちになりました。またお子さんが小さいお母さんの悩みを聞いて、いつか何か手助け出来たらいいなぁと思いました。
・帰宅後、早速子どもが「今日テストをして間違えてしまった」と話してきました。今日の講座以前も具体的に誉めるように心がけてはいましたが、今日の講座を聞いて何が大切かを自信を持って子どもに伝えられるようになった気がします。
*途中、子どもがトイレに行ったりグズったりでお話が聞けない部分があったので残念でした。保育(有料で可)があれば嬉しいなと思いました。
*イントロダクションから最後まで、ただ聴くだけではなくワークがあったり、とても緻密に構成されていて楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。また機会があれば参加したいです。
*以前、育児相談を受ける仕事をしていましたが、今日の講座はたくさんのママパパさんに知ってほしいと思える内容でした。今回の講座の中に、育児を楽に、そして楽しくするスキルがたくさん含まれていると感じました。
子どもと接するなかで、声かけのポイントや具体的な方法が分かったことで、日々の育児の道しるべを教えていただいたような気がします。この講座で、育児を前向きに楽しめるママパパさんが1人でも増えたらいいなと思いました。
*とっても穏やかな時間が流れていて、居心地が良かったです。
ラモちゃんの「子育ては、努力ではどうしようもなかった」と言う言葉が、胸に刺さりました。
頭が良くても、器用で何でも出来ても、子育てに対してはどんなお母さんでも共通する悩みだと改めて感じました。
私はどこかで、何でも器用に出来る人は、子育ての悩みもあまりないと思っていた事に気づかされました。
*会場の皆さんとお話し出来て、とっても楽しくて〜また参加しようと思ってます。素敵な講座、素敵な時間をありがとうございました♡
2023年2月10日
渋谷区の城西幼稚園で、「やってみようの気持ちを伸ばす声かけ」をテーマに講演をしました。私にとっては初めての講師業でした。きっかけは、オンラインおしゃべり会にご参加くださったYさんが、幼稚園の子育て講座の講師にぴったり、と直感で私を選んでくださったのがご縁です。なんとありがたいことでしょう。そして、この日は大雪でしたが、そんな中でも大勢の方がお集まり下さり、大変温かい雰囲気に迎え入れていただきました。講演後は園長先生、副園長先生ともお話をさせてもらうお時間がありました。70年以上の伝統があり愛に満ちた素晴らしい幼稚園でした。このような場で講演会をさせていただけたことに深く深く感謝の気持ちです。
講演ではいくつかのワークを取り入れながら、こちこちマインドセットとしなやかマインドセットのお話、キャロル・S・ドゥエックの研究紹介、失敗したときの声かけ、注意されなくても自分から進んでできる子になるための声かけをお伝えしました。こちこちマインドセットというのは、能力はすでに決まっているという考えがベースにあり、結果にこだわるために挑戦を怖がる傾向があります。しなやかマインドセットは、能力は努力で伸びるという考えがベースにあり、挑戦を怖れない傾向があります。
全ての鍵はプロセスフォーカスにあります。ついつい親は結果をみて良し悪しを判断し、それを子どもに伝えがちですが、やった結果ではなく、やっている過程に注目した声かけができると、子どもはやってみよう!やればできる!という気持ちを伸ばしていくことができます。本来子どもはやる気に満ちあふれた存在です。それを大人の評価で挫いてしまうのではなく、そのままに伸びていくように見守りたいなと思います。
そして、実は声かけ以上にもっと大切なのは、私たち親自身の生き方です。親自身が自分の行いに対してプロセスフォーカスでき、しなやかマインドセットで生きることがとっても大切です。今、親自身がうまくいかない課題に対して、しなやかマインドセットを取り入れていくことで、親も子どもも幸せに生きられます。
私もこの数年で、頑固なこちこちからしなやかに変わってきました。このような講演会を開いてみようと思え実行できたのも、しなやかマインドセットのお陰です。
人は誰でもいつからでも変われます。この学びをこれからも多くの人にお届けしたいと思います。
≪いただいた感想≫
*今日のお話は、なにも難しいことはなく、むしろすでに知っている、頭では分かっている内容なのに、うまく実践できていないなぁと思いました。できない根本的な理由が、今日の二つのマインドの話で分かったと思います。
*自分自身が「こちこち」であるのを改めて認識させられた気がしました。今は幼稚園から子どもの様子を教えていただく機会も多く、母子の距離感も近いので、親の心がけ次第でプロセスにフォーカスするのもあまり難しくないものの、就学や年齢が上がるにつれて、子離れ親離れが少しずつ始まるとプロセスにフォーカスするのが難しくなりそうだなと感じました。また、学校のテストなど結果や成果を点数で評価されるようになると、親がより意識的にプロセスにフォーカスしないと「こちこち」のほうへ向かってしまいそうだと思いました。親は子どものプロセスを見たり聞いたりしたことからフォーカスするだけでなく、子どものプロセスへの想像力を豊かにしながら、親子で「しなやか」になれるように今からできることから始めたいです。
*ワークは恥ずかしいなぁと思いつつ、とてもたくさんの学びがありました。1人で考えているだけでは堂々巡りな感じがありますが、他の人と思いを共有して初めて「自分はこう考えていたんだなぁ」と実感でき、思考→共有→定着していけるんだなぁと学びました。
*心に余裕がなく毎日叱ってばかり、話は1聞いて9流すのが当たり前になっていました。今日のお話を聞いて、しなやかマインドの子育てを意識したいなと思いました。
*9割できていなくても、できた1割を認める!できなくて、ああもう、と思うんでなくて、まだできないんだよな、と思う。(自分自身にも!)
感想をお寄せくださった方々、どうもありがとうございました。
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